2010年8月30日月曜日

問題10

宅配便は,平成21年度の取り扱い個数で見ると,ヤマト運輸がシェア40.6%でトップであり,佐川急便がシェア36.2%で二位になっています。このような上位企業への集中がなぜ発生するのかを自然独占という用語を用いて説明しなさい。その際にはなぜ新規参入が難しいのかについても言及すること。

1 件のコメント:

  1. 以下の通り回答を考えてみました。いかがでしょうか?
    宅急便は、全国に輸送可能なネットワーク(営業所や輸送体制)を構築する必要があり、事業開始時のイニシャルコストが多額であり、それが参入障壁となり、新規参入が困難な業種である。そして、既存企業にとっては、一度、業務を開始すると、取り扱い件数が増えるほど、平均総費用が減少する規模の経済が働き、より安価で良質なサービスが提供できることが可能となり、自然独占が可能となる。

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