2010年9月8日水曜日

問題20

携帯電話のナンバーポータビリティ制度(MNP制度)が平成18年11月に導入されました。以前は,事業者ごとに使用できる電話番号が決まっていたために,利用者が異なる携帯電話事業者のサービスに乗り換える際には番号の変更が必要でしたが,制度導入によりこれまでと同じ電話番号を引き続き使えるようになりました。

MNP制度によって誰がどのようなメリットを受けたのでしょうか。直接的な受益者は誰でどのようなメリットがあったのか,また間接的な受益者は誰でどのようなメリットがあったのかといった形で,できるだけ多様な利害関係者の視点から説明してください。

2 件のコメント:

  1. 検討してみました。以下の回答の問題点を教えて下さい。
    Ⅰ直接的な受益者 ①携帯購入者:契約中のA社だけでなく他社の携帯電話業者も自由に選べることから、選択肢(供給者)が増え満足度が増える。変更による新番号を伝える手間と連絡が取れない時間がなくなることで、機会費用が少なくなる。②新たな契約の相手方となる携帯電話業者:購入者に契約業者を変えやすいというインセンティブが働くことで、新規顧客増加の可能性が高まる。
    Ⅱ間接的受益者 ①購入者の携帯通話相手方:常に情報伝達可能。②市場:新たな需要加わることから市場が拡大し、競争による各電話会社の技術の向上及び、総余剰の増加。

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  2. ちょっと追加です。
     間接的受益者の①消費者ですが、MNPにより、携帯会社間の競争が激しくなるので、通話料や基本料金等の料金の値下げが起こるのではないでしょうか?また、上で書いてあるように、競争によりより良いサービスを提供しようと技術革新等が行われることも考えられます。
     また、料金の値下げにより、値下げ分を他の消費に回せるということも考えられます。(世の中全体の消費が活性化?)

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