2010年9月8日水曜日

問題19

皆さんは,なぜ家の周りの生活道路では自動車の速度制限が時速40キロメートルになっているのかを考えたことがありますか。なぜ規制の水準は時速30キロメートルや50キロメートルではないのでしょうか。

ある政策目的を達成するための規制を行う際に,どの程度の規制を行うことが望ましいかを判断するためには規制に伴うトレードオフの関係を見抜くことが必要です。トレードオフとは,「あちらを立てればこちらが立たず」といったように,望ましいと思われる二つのことを両立させることが難しい状態を意味しています。

生活道路における速度制限にはどのようなトレードオフの関係があるのかを説明しなさい。その際には,制限速度が低すぎると何が起こるのか,また高すぎると何が起こるのかといった形で述べること。

1 件のコメント:

  1. 速度の制限により到着時間が遅くなることは、機会費用が発生していることになると考えていいのでしょうか?また、速度の制限が緩やかになることにより、その道を通ろうとする車が増加し、渋滞や騒音等の問題も考えられます。

     安全で良好な生活環境と機会費用がトレードオフの関係にあるということになる?

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