2010年9月8日水曜日

問題21

私たちの社会では,公共性が高い仕事を公務員とそれ以外の人々の両方が行っていることが多く見られます。例えば,国立や公立の小学校の先生は公務員ですが私立学校の場合にはそうではありません。また市営バスの運転手さんは公務員ですが民営バスの運転手さんは違います。

このように提供されるサービスに公共性が高いかどうかと,その仕事を公務員が行うかどうかは必ずしも一致しません。道路や橋を造る際には,公務員が直接やらずに,国や自治体がお金を出して民間企業に発注することが一般的でしょう。

最近,新しく民間に委託される仕事が増えてきました。例えば,平成18年6月より駐車違反の取り締まりに関係する事務の民間への委託が始まりました。

公的な仕事を公務員が直接行うのではなく民間企業に任せることにはいくつかのメリットがあると考えられています。どのようなメリットがあるのかを説明しなさい。その際には最低でも2つ以上のメリットを挙げること。

1 件のコメント:

  1. 考えて見ました。問題点を教えて下さい。
    1.費用そのものが、民間企業の方が安い場合は絶対優位を民間企業が持っているため、民間企業に任せるべきであり、費用の安価というメリットがある。2.より少ない機会費用で民間企業が行える場合には比較優位から民間企業が行う場合、これにより、より公務員にしか行えない専門分野に特化することができるため、民間企業をはじめ国民は公益をより豊かに享受することができる。3.競争入札とすることで、競争原理が働き、よりよいサービスを安く提供できる。4独占の解消により、新たな雇用の創出とサービスの受け手の選択肢が増える。

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